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長崎夜市の概要

長崎夜市(ながさき・よいち)は、眼鏡橋をはじめとする石橋群が架かる中島川の両岸を舞台に、毎年夏、お盆を挟んだ8月上旬・下旬の週末に開催しています。

長崎夜市実行委員会の構成メンバーの中心をなす長崎であいの会は、1990年の旅博「であいのゾーン」を担った中島川沿岸自治会青年部の横割り組織でありくんちを支える青年組織でもあります。今年は本古川町、東古川町、銀屋町、磨屋町、麹屋町、八幡町、桶屋町、魚の町の各町青年部が参加(会議には西濱町、紺屋町も参加しています)。このほか、独立経営振興会など多数の市民団体も関わっています。

今年の日程は、
2017年8月5日(土)〜6日(日)〔※6日は台風5号の影響で中止〕、19日(土)〜20日(日)
の4日間、17:00〜21:00の開催です。

中島川流域の界隈は、江戸時代より長崎町人が肩を寄せ合って暮らしてきた地域です。かつては物流の要所だったこの中島川。川の恵みに感謝する「川まつり」の伝統を今に受け継いで開いているのがこの「長崎夜市」です。

以前は「中島川まつり」として春秋の昼間に開催し、長く市民に親しまれてきました。2006年、「さるく博」を機会に、祭りの場を夏の夕暮れに移し、暑い夏を涼みながら楽しめる「長崎夜市」としてリニューアルしました。中島川流域のくんち踊町の青年部(根曳会)有志を中心に、近隣の地域団体や商店、様々な市民団体が企画から出店の運営まで担う、「地域の人々で作り上げる祭り」です。(下記映像は長崎夜市2011の雰囲気を切り取ったものです。)


この映像の年(2011年)は、東日本大震災の復興支援をテーマに掲げました。これは、この中島川流域が昭和57年(1982年)の長崎大水害で大きな被害を受けた地域であり、自然災害で苦しむ震災の被災者に対し、支援を続けていくことが大事だと感じていたためです。銀屋町鯱太鼓による岩手県陸前高田市へのエール、市民団体「長崎ソカイネットワーク」(※1)や「心風」(※2)による喜多方ラーメンや宮城県産品フェア、岩手県地酒試飲の「東北ストリート」を設けました。

東日本大震災の記憶を風化させないという思いのもと、2012年も「長崎ソカイネットワーク」と「心風」が出店。2013年は、東北のどんぐりを育てる復興支援団体「どんぐりプロジェクト チームながさき」が出店しました。

また、例年通り、各種アトラクションが連日入ります。演目日程はこちらをご覧下さい。

※1 長崎ソカイネットワークは、東日本大震災の被災地などから長崎市周辺に疎開してこられた方々を支援する市民団体。ウェブサイトはこちら
※2 心風は、文明堂のカステラを満載したトラックを宮城県に送り、同県の県産品振興組織「伊達な元気屋」から預かった宮城県産品を長崎で販売。

付記:長崎夜市のこれまで

 江戸時代長崎町人の水の恵みに感謝する初夏の風習“川まつり"の精神は現代に受け継がれ、「中島川を守る会」が復活させます。

 その後「中通り青年会」が引き継いだ昭和の“中島川まつり"は、平成2年「長崎旅博覧会」を期に「長崎であいの会」主催として春と秋の年2回行われるようになりました。

 2006年「長崎さるく博」から長崎市の依頼により、名称も新たにとして夏季の週末の夕暮れに情緒豊かな風情を楽しむイベントに生まれ変わり、今では長崎の夏の風物詩として定着しようとしています。

 この地域で「長崎夜市実行委員会」とメンバーが重なる「中島川流域委員会」が昨年3月以来「震災支援バザール@眼鏡橋」を開催してきたことを受け継ぎ、長崎夜市でも2011年は8月6日〜7日に「東北ストリート」を開催し、東日本大震災復興支援ウィークエンドとして、チャリティーバザーやアトラクション等で集まった収益を自治体などへの寄付や義援金として送りました。2013年も長崎ソカイネットワークや心風が参加、2014年も復興支援団体「どんぐりプロジェクト チームながさき」が参加しました。なお、熊本地震・大分地震については、上記「中島川流域委員会」と「中島川周辺の元気なまちづくり研究会」の主催により、2016年7月2日に復興支援バザールを開催し、売上げを義援金として寄付しています。

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長崎夜市実行委員会

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